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【解説付】VBA-IF/ElseIfの説明-ココだけ覚えれば良い【EXCEL VBA】

本記事の信頼性

Nakamura(@nkmr_dai

本記事で分かること

本記事では、以下のことが分かります。

ポイント

EXCEL-VBAのIf / ElseIfを理解することができる

VBAのIF分は、EXCEL関数のIF分とほぼ一緒なので、既に知っている人でしたら馴染みがあるかもしれません。

IF文(条件式)の使い方

EXCEL関数のIFをまずは見てみましょう。

◎EXCEL-IF関数の条件式
 IF(条件式,真(True)の場合,偽(False)の場合)

EXCEL VBAも、ベースはEXCELみたいなものなので、理解の仕方は 大体同じです。

条件式が1つの場合

VBAでIF構文は 下記の通りです。(↑のIF関数で説明してる 色と  ↓の色はリンクさせています。)

VBA-IF文の構文(書き方)
 IF 条件式  then
 真(True)の場合
 Else
 偽(False)の場合
End IF

関数もVBAも どちらもEXCELが親なので類似して分かりやすいと思います。

また、Elseは省略できます
Elseを省略した場合、「偽(False)の時は処理を実行しない」の意味になります。

◆Else は省略できる
 IF 条件式  then 
  真(True)の場合
End IF
 ※偽(False)の時は処理を実行しない

図で説明すると↓の通りです。

条件式が複数ある場合

条件式が複数の場合、ElseIFが登場します。
実際の構文(書き方)を見て確認して見ましょう。

◆ElseIFの書き方
 IF 条件式  then 
  真(True)の場合
 ElseIF 条件式  then
  真(True)の場合  
 Else
  偽(False)の場合
End IF 

こちらも Elseは省略できます
Elseを省略した場合、「偽(False)の時は処理を実行しない」の意味になります。 

◆Elseif でも Else は省略できる
 IF 条件式  then 
  真(True)の場合
 ElseIF 条件式  then
  真(True)の場合  
End IF 
偽(False)の時は処理を実行しない   

図で説明すると↓の通りです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

IF / ElseIF はとても便利もので、これが利用できるようになると出来る幅が一気に増えて楽しくなりますよね。
というより、条件式次第で事務作業を完全自動化できるので、IF文は原点にして頂点のコードの1つだと思います。
この機会に是非 理解し 活用してみましょう。

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もしVBA全般のルール・基本知識を身に付けたい方がいらっしゃいましたら、
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一度 覗いてみてくれると幸いです。(当然、無料です。)




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