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こんな悩みの人向け
こんな悩みの人向け
- VBA動作時に EXCEL画面遷移を止めたい人
なぜEXCEL画面遷移を止める必要があるかというと、
VBAで情報量が多いものを扱うと処理スピードが一気に遅くなりますからね。
EXCELの画面遷移を止めてあげることにより、画面遷移に使用するPCメモリが抑制され、VBA実行動作は驚くほど 早くなります。
知っておいて損のないVBAスキルですので、このタイミングで抑えときましょう。
ということで、説明いたします。
コードの紹介
EXCELの画面を抑止するコードは以下の通り。
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'EXCEL画面遷移を止める Application.ScreenUpdating = False 'False → EXCEL画面遷移を止める |
一緒にEXCEL画面遷移を再開させる方法 ↓ も紹介してすので、併せて動作確認してみて下さい。
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'EXCEL画面遷移を再開 Application.ScreenUpdating = True 'True → EXCEL画面遷移を再開 |
ここでの ワンポイント アドバイスですが、VBA処理の最後には必ず「Application.ScreenUpdating = True」を入れてあげましょう。
このコードを入れてあげないと、EXCELの画面が止まったままになります。
これってどういうこと?という人向けに説明すると、
「Application.ScreenUpdating = False 'False → EXCEL画面遷移を止める」を実行すると、
EXCELそのものの画面遷移設定を 止める設定に変更されます。
つまり、EXCELの設定が変わったまま処理を終えてしまうため、EXCELを触れなくなります。
意外に忘れちゃうんですよね。この設定・・・。
終わりに
Application.ScreenUpdating のコードは、VBAの動作スピードを向上させる方法で、もっともポピュラーな方法の1つです。
簡単にVBAスピードを向上させることが出来るのですが、
本記事で説明しました通り注意点もありますので、その辺は理解した上でVBAをコーディングしましょう。
今後も、VBAに関する有用なコードがありましたら、
紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回はここまでとなります。