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本記事の信頼性
Nakamura(@nkmr_dai)
本記事で分かること
本記事では、以下のことが分かります。
ポイント
詳しく説明します。
Application.WorksheetFunctionの利用&図解説明
Application.WorksheetFunctionのソースコード
Application.WorksheetFunction を利用することでVBAでEXCEL関数を使用できます。
EXCELで馴染みのある SUM関数を利用するケースだと
↓のソースコードの形になります。
<ソースコード>
1 2 3 |
Sub macro1() Range("A1").Value = Application.WorksheetFunction.Sum(Range("B1:B5")) End Sub |
Application.WorksheetFunctionを図解説明
EXCEL-SUM関数をもとに図解で説明します。
Application.WorksheetFunctionでEXCEL関数を使う優位性
EXCEL関数を そのまま使用するケースと
VBAで同じEXCEL関数を使用するケースだと何が違うのか?
違いは、速度にあります。
例えば、Vlookup関数を大量に使用している方ですと 無関係のEXCEL関数数式を変更した際、
全体のローディングが実行され「あー!もう!」っていう経験がある人は結構いるのではないでしょうか?
EXCEL関数を大量に使用すると都度ローディングに時間を要するため、どうにかならないかなー。
そのような時に、Application.WorksheetFunctionを利用します。
Application.WorksheetFunction でEXCEL関数を用いる場合、
EXCEL関数の結果のみが出力されるため 、
Vlookupで結果が欲しい時だけVBAコードを仕込んでおけばかなり早く処理を終えることができます。
また、すべてをVBAで完結したい場合、EXCEL関数だと簡単に実装できるのにVBAのみだと実装が面倒くさい時にも
Application.WorksheetFunction を使用する優位点があると言えます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
Application.WorksheetFunction はかなり便利なコードです。
VBA初心者の人も馴染みあるコードを作成できますので、利用できるならば積極的に利用して良いコードだと思います。
たくさん活用して作業の効率化に利用して下さいませ。
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末筆ながら 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。