【VBA】Seleniumのオートメーションエラー解消方法【画像説明】

VBA×Seleniumでオートメーションエラーが発生しました。どうすれば解消できますか？

こんな疑問に回答します。

どんな人向けの記事？

こんな人は、本記事を読む価値があると思います！

最近、筆者は WindowsのPCを買い換えました。

それで、旧PCで使用していたSeleniumを新PCでも利用しようと思ったら、
オートメーションエラーが出て使用できないという。。。

Seleniumのセットアップをしたのが昔のことだったため、完全にやり方を忘れていました。

Nakamura

ということで、新規PCに SeleniumBasicのセットアップをすることになりましたので、
今後の備忘止めのために、記事を作成するに至りました。

どんな時にオートメーションエラーが出たか？

最も基本的なコードである、Yahooのトップページにアクセスするコードでオートメーションエラーが表示されました。

コードはこんなもの。（よくみるやつですね。）

ちなみに、新PCのVBA参照設定はキャプチャの通り。

VBE設定は、旧PCで 実際に動作していたものを踏襲していましたので、
この参照設定は問題ないでしょう・・・ということで、
Selenium固有の設定が きっとあるんだろうなーということで、いろいろと調べました。

オートメーションエラー解消方法

結論、新PCには「 .NET Framework」が未インストールだったことが原因でオートメーションエラーが出現することが判明しました。

ということで、NET Framework をインストールすればエラーを解消できます。

インストール方法は簡単。

SeleniumBasicをインストールした際に、同一フォルダ配下にScriptフォルダ も作成されていますので、
Scriptフォルダ内にある「StartChrome.vbs」をダブルクリック→インストールすればOK。

無事にインストールが終われば、こんな画面表示になっているはず。

エラー解消ができたか確認してみる

エラー解消が出来たか、試して見ましょう。

コードは先ほどと同じものを試します。

実行してみましょう。

VBE上では「Stop」のところで停止し、
Chromeブラウザ上では「Yahoo」のトップページを表示されていますね。

Chromeブラウザ上でも
「Chrome は自動テスト ソフトウェアによって制御されています。」と表示されているので、
Seleniumで動作されていることは確認できます。

これでSeleniumの設定はOKですね。

Nakamura

まとめ

Seleniumのセットアップの際、オートメーションエラーが表示された場合の解消方法について説明しました。

解消方法を まとめると以下の通り。

もし上記の方法で解決しなかった場合は、
「ChromeDriver」が 現在利用中のChromeブラウザのバージョンと一致していないのも原因だと思いますので、
そちらを確認すると良いかと思います。

今回は、ここまでとなります。

おわり。