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本記事を作成するに至った背景
筆者は 大手IT企業に勤めており、
現在 コロナウィルスの影響で 2020年2月末から2020年4月5日現在、長期で在宅勤務をしています。
当初は、コロナウィルスの影響も早期に収まると思っており、
自宅の労働環境を整備することは後回しにしていましたが、
見通しが不明なため、在宅勤務における環境を見直して見ようと思いました。
勤め先の業種がITということもあり、だいぶ早めに 在宅勤務の方針を打ち出してくれたことから、
遅れて在宅勤務が始まった業種で勤めている人向けに、僕の経験をお伝え出来たら考えています。
在宅勤務における課題
在宅勤務を1ヶ月以上経験した筆者が考える、「在宅勤務」の課題は、大きく3点あります。
在宅勤務の課題
①集中力の持続性
②業務効率の悪化
③運動不足
筆者が直面した、課題と解決方法 について、詳しく説明します。
課題①:集中力の持続性
在宅勤務(テレワーク)が始まった当初は、ウキウキでした。
というのも、勤務中には出来ない、テレビ・音楽を聞きながら業務ができるからです。
でも、1週間くらいしたころに、あることに気づきました。
「集中力」が断続的になっていることに。
本来であれば 1時間で終わっていた業務も、
作業時間が増えて 1時間30分、ないしは 2時間程かかってしまっていました。
もちろん、作業環境の変化により、効率性が損なわれていることもあるのですが、
注意力が散漫になっていたことが 大きな原因の1つだった思っています。
解決①:音を遮断する
これを解決した手法は、「音を消すこと」でした。
月並な手法ではありますが、音があると 意識が散漫になりがちです。
特にテレビは、「映像」と「音」が セットで 集中力を奪いにきますから、注意が必要です。
テレビは最低でも「消音」機能だけにして、映像だけを流す工夫が必要です。
音楽の場合は、BGM程度の音量にして、可能であれば歌詞のない音楽を流すようにしましょう。
それでも、お子様がいるご家庭では、完全に音を消すことは不可能だと思います。
その場合は、耳栓がオススメです。(平凡な回答ですが。)
これが意外や意外、かなり良かったです。
在宅勤務(テレワーク)を始めてから購入したのですが、防音性が高く、意識を高く集中できます。
防音性が高ければ、イヤホンを耳栓がわりにしても良いと思いますが、
イヤホンは私物=プライベートの意識が強く、私物が仕事用に変異していくのが 僕は嫌だったので、
「仕事用」として耳栓を 活用することにしました。
パブロフの犬のように、耳栓をつける=仕事モードになる、の図式を
自分の中で立て付けることができたあたりから、僕は 在宅勤務(テレワーク)が楽になりました。
課題②:業務効率の悪化
業務効率の悪化は大きく2つあると思っています。
業務効率を悪化させるもの
①PCディスプレイが小さい
②自宅インターネット速度が遅い
詳しく説明します。
PCディスプレイが小さい
勤め先では デスクトップPCを使用していますが、
在宅勤務(テレワーク)の場合、規則により、会社用のノートPCで業務をしなければなりません。
筆者が直面した、大きな課題は、ディスプレイサイズの違いによる視認性の悪化になります。
筆者は、主に、プログラミング や Power pointによる資料作成を行っているのですが、
ディスプレイサイズが小さいと視認性が悪くなり、
眼精疲労の症状が出るわ、肩がこるわ、と大変でした。
解決②:テレビをモニター代わりに使用
これを解決した方法は、テレビをモニター代わりに使用することでした。
運良く、会社用ノートPCには、HDMIの接続ポートがあったため、
テレビと接続することは難しく有りませんでした。
(3メートルの長めのHDMIケーブルを買いました。大は小を兼ねるため。)
もちろん、最初は、テレビが大きさに違和感があったのですが、
1週間もすると 違和感は解消され、いまでは 会社よりも作業効率が向上しています。
先輩社員と会話してみると、先輩は、在宅勤務用に ディスプレイのみを購入したようです。
ディスプレイサイズは、業務効率において、かなり重要な要素です。
もし金銭に余裕がなければ、僕みたいにテレビをディスプレイ化しても良いですし、
先輩社員のように ディスプレイを購入した方が良いと思います。
自宅インターネット速度が遅い/テザリング容量制限に達した
自宅のインターネット速度が遅いと業務効率は悪くなります。
筆者は、居住しているマンションのインターネットサービスを利用していますが、
最近は、マンション居住者の在宅勤務が増えたのか(もしくは、学校の新学期が後ろ倒しになり学生のトラフィックが増えたのか)、
インターネットの速度が落ちており、作業効率が落ちています。
マンション居住者のインターネットサービスは回線をシェアしているため、
仕方のないことなのですが、正直、想定外の問題でした。
代わりに、スマホのテザリング機能を利用しましたが、
テレワークでは動画会議などが必然的に多くなり、容量制限に達するのは時間の問題でした。
解決②:解約違約金無しのモバイルWIFIを活用
結論、テレワーク用にモバイルWIFIを契約しました。
(最近 ポケットWifiのCMが増えたのは、そういった人が増えたのが理由の1つだと思います)
最初は、iPhoneのテザリング機能を利用していたのですが、
容量が圧迫され 私生活にも影響が出てしまうことから、苦渋の決断でした。
(これって会社負担にならないのかな・・・。)
でも、結局は、契約して非常に良かったです。
インターネットの速度遅延による 業務効率低下が防げたのは、思ったよりも大きく、
Face to Face のミーティング中に、動画がカクカクにならなくなったのは非常に良かったです。
もし、僕と同じ悩みを抱えている方がいれば、モバイルWIFIを選択肢に入れることをおすすめします。
ちなみに、筆者は「クラウドWIFI」という商品名のモバイルWIFIを契約しました。
こいつの特徴は ↓の通り。
クラウドWIFIの特徴
1.契約期間の縛り無し
2.解約違約金なし
3.最短即日発送
4.月額料金は月額3,380円(税抜)
筆者としては、在宅勤務期間が終了すれば、モバイルWIFIは不要になるため、
本サービスの特徴である「契約期間の縛りなし」「解約違約金なし」が ピンポイントでヒットし契約するに至りました。
↓のバーナーから飛べますので、もし金銭余裕があれば ご参考にしてみて下さい。
【バナーが出ない人向け】ここをクリックしても「クラウドWIFI」のページへ飛べます。課題③:運動不足
通勤がなくなったことは非常にハッピーだったのですが、
通勤って意外に運動にもなっていたんだなーと感じています。
在宅勤務を初めて2週間くらいたって、体重が3kgくらい増えてから、
意識して運動しないと、これはダメだってなりました。
とは言っても、運動のための外出は、社会倫理的にもNGであり、
どうすれば良いんだろう…といった時に、嫁から「HIIT」やってみれば?と言われました。
解決③:Youtube運動動画の活用
HIIT(ヒット)とは、High-Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)の略らしく、
簡単にいえば、自宅でも出来る、強度の高い運動のことです。
本ブログでは詳しく説明しませんが、
HIITをすると 運動不足を自宅でも解消できるため、ぜひ検索してみてください。
HIITの項目は、たくさんあるため、近隣住民に迷惑をかけないものを選択しつつ、
各ご家庭の部屋の広さを鑑みた運動を実践して、運動不足を解消しましょう。
編集後記
いかがでしたでしょうか。
在宅勤務における課題は、ちょっとした工夫で改善ができます。
また、個人的な予想ですが、
今後、コロナウィルスが収束した後も、テレワークを活用する場面は多くなると思います。
というのも、会社に出社しなくても、業務が回ることに気づくからです。
であれば、賃貸オフィスのあり方=固定費の削減=企業としての形態のあり方を考える経営者は増えると思いますし、
通勤ストレスを無くす=社員の満足度向上になるため、テレワークを迎合する社員も増えると思います。
いずれにせよ、今回のコロナウィルスの影響で、本当の意味で「働き方改革」が求められることから、
在宅勤務における労働環境を整えておいて損はないかと思いますので、
自分なりの最適解を いろいろと試して見つけてもらえたら良いかと思います。