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【理由有】文系-新卒就活の自己PR/志望動機を書く前に知っておくべきこと【大企業へ就職したい人】

どんな ES(エントリシート)が評価が高いの?

その悩み 理由とセットで説明します。

本記事で分かること

本記事では、以下のことが分かります。

分かること

どのようなES(エントリーシート)が評価が高いかを知ることが出来ます
・評価基準を知ることで自己PR/志望動機を書く目的が分かります

本記事の信頼性

本記事を書くに至った経緯

筆者は文系の4年制大学出身で、新卒から大手IT企業で勤務しています。
就活時東日本大震災の時だったので、かなりの就職氷河期でした。

2020年3月現在、コロナウィルスにより世界経済が衰退している中、
内定取消されている学生が多くいるとニュースで見て、
過去の自分と似た境遇の人に向けて本記事を書くに至りました。

僕は、不況時に就活をやっていたので、その経験が少しでも 皆さんの勇気を与えるものになれば幸いです。

もちろん、不況に限らず、本記事で紹介するものは、通常景気の時にでも利用できるものですので、
ぜひご覧になってみて下さい。

相談を受けた学生の就職先実績

直近 3年の間で、少数ですが 親戚や友人の弟・妹の 就活の相談を受けていました。
数としては 10人程度。
主に、メンターとして エントリーシートの添削や面接対策をしていましたが、
知り合いがゆえに 就活準備も 1から手伝ってあげてました。(親の目がヤバい)

一例ですが、相談を受けた子の就職先を 学歴を含めて紹介します。

就職先

◎学歴:早慶上智レベル(早稲田・慶應・上智)
 1人目(男):三菱UFJ銀行
 2人目(女):豊田通商

◎学歴:MARCHレベル(明治・青山学院・立教・中央・法政)
 3人目(男):大日本印刷(DNP)
 4人目(女):五洋建設

学歴:日東駒専レベル(日本・東洋・駒澤・専修)
 5人目(男):双日

こう見ると、みんな 堅い企業へ進んでますね。

本記事を読む前の注意点

就活において正解は幾重にもあるため、本記事が100%正しいということではありません。
これは筆者自身の予防線を張っているワケではなく、事実としてそうだからです。

ESの評価軸は、大袈裟に言えば、企業の数だけあるので、これをやれば絶対に大丈夫というものは存在しません
しかしながら、ESに求められる評価軸に共通項は存在しているのは事実ですので、そこは絶対に抑える必要があります。

それを説明します。

また、あまり曖昧な説明はしたくないので、結構 断言しながら説明していきます。
そうで無いと迷ってしまうと思うため。

それを念頭に 本記事をお読みになって下さい。

ESの目的は通過ではなく、その先の面接

筆者のもとに相談に受けた子は、
ES(エントリーシート)はテクニックで書けるものだと勘違いしている人が多いです。
もちろん、テクニックで書ける部分はありますが、その場合、ES通過後の面接で落ちます。

ESの目的を 履き違えている人で、内定を取れている人はいません。
あくまでESは面接で使用するものですから、そこの目的を履き違えないで下さい。

とは言っても、ESの評価が低ければ 面接まで辿り着けません

ESを元に面接しますから、ESが魅力的でないと 会話したくないものです。

では、魅力的なES とは何か?

詳しく説明します。

魅力的なESの正体

結論、あなたが 企業にとって利益を与えられる人材であるかを ES(エントリーシート)では見ています。

当然、学生から社会人になるための就活なので、
実際に稼いでいるかではなく、稼げるポテンシャルがあるかどうかを見ています。

だから、新卒就活は ポテンシャル採用と いわれているわけです。

企業は毎年、大量の入社志望者をさばくわけですから、一人ひとりと面接している時間はありません。

そのためのES(エントリーシート)となります。

 ESで記載する 自己PR・志望動機 などは、
あなたが企業にとって利益を与えられるポテンシャルがある人材であるかを確認しています。

では、どうすれば 利益を与えられる人材であると人事に評価してもらえるか。

詳しく説明します。

利益を与えられる人材であると証明するために(ESの構造理解)

だらだら書いてもあれなので、図を用意しました。

ESを書く上で、この構造を理解しておかないと、人事に適切にアプローチができません。

ESで書く「自己PR」「志望動機」は何のために書くのでしょうか?
理由は、能力を証明=企業にとって貢献できる人材であることの証明を するためにあります。

そのために、
企業にとって」を証明するための分析(企業分析)と
貢献できる人材」を証明するための分析(自己分析)が必要になるわけです。

陥りがちなミスは、企業分析」を疎かにしてしまうこと
「貢献できる人材」だけ証明しても、企業側は興味がありません。(端的に言うと、落ちます。)

企業側としては、採用コスト研修コストが発生するため、
辞めない人材」且つ「利益貢献できる人材」を優先的に採用するのは自然の摂理であり、
それを証明するために「志望動機」や「自己分析」が重要になるわけです。

また、よく間違えるミスとして「コミュニケーション力」は面接で見るものです。
『自己PR』『学生時代のエピソード』の訴求ポイントで「コミュニケーション力」をあげるESがありますが、絶対にやめましょう。
(例外として、世界1週旅行をヒッチハイクで行った経験があれば 使っても良いと思いますが、この場合「主体性」を強調したほうが良い)

利益を与えられる人材=営業職 を人事は欲している(真理)

もしあなたが、やりたいことが分からない等の理由で、
入社だけを目的としていた場合、志望業種は「営業」を軸にして下さい。
 ※大丈夫。アラサーの僕も 未だにやりたいことが分かってないです。

営業」は、会社の利益を稼ぐ部隊であり、直接的に 利益を与えられる人材であると説明できます
といいますか、営業をやりたくない人を 会社は雇ってくれませんので、
嘘でもいいので 営業やりたいって言っときましょう。(これが真理)

企業は慈善団体ではないので、あなたのやりたいことを応援してくれるわけでは有りません。
利害が一致している時だけ、応援してくれます。
(ブログでマーケティング実績がありそれを更に伸ばしたい。だからマーケティング部に行きたいといえる人…等)

ESで書くことが多い「自己PR」「学生時代何をしてきたか」「志望動機」については、
営業」にフォーカスして一貫性のあるESにすることができれば 勝率は必然的に高くなります

では、「営業」に求められる能力は何でしょうか。

結論、「主体性」「巻込む力」「コミュニケーション力」の3点を抑えておけば問題有りません。
 ※但し、コミュニケーション力は面接で見るものなので、ESで訴求する必要は無し。

ESで表現すべき:営業に必要なスキル

 主体性:主体的に営業が出来ない人は価値が無い
 巻込む力:営業はやることが多く、多人数を巻き込んでの仕事が意外に多い
 コミュニケーション力:お客様のリレーション構築など、すべての場面で必要


当然、これら以外の能力も実態としては求められますが、
ESは文字数制限もあり、面接も時間制限があるため、上記の点を抑えておけば良いです。

先程 紹介した図で説明すると↓の形になります。

ここから ESを作成を始めれば、就活に対するES評価で理不尽に悩むことは少なくなると思います。

まとめ

自己PR/志望動機を書く前に、以下の4点を知っておくと、
ES作成時に生じる、理不尽な悩みは少なくなります。

まとめ

・ESは構造的になっている。
・ESでは「会社の求める能力があるか」「性格が合っているか」を見ている。
・人事は 利益を与えられる人材  を欲している。
・やりたいことが分からなければ、営業を軸にESを書く(真理)

僕のところに来る 就活相談者には、必ずこの点を説明することから始めています。

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こちらは、別記事でまとめた、就活を始める前に必要なグッズの一覧になります。
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一言でいえば「鉄板」の本なので、よろしければコチラもご覧ください。

編集後記

いかがでしたでしょうか。

筆者の主観が かなり混じった理由もありましたが、
相談にきた子たちと二人三脚で、実際に大企業から内定を勝ち取っているため、内容に問題は無いと思います。

しかしながら、入社するのがゴールでは有りません。
入社後に何をしたいのかが、社会人人生において重要な要素となりますので、
就活はせっかくの機会ですので、自己分析=自分の心の声を時間をかけて聞いてあげてください。

話はそれましたが、本記事で紹介した内容以外にも、
自己PR・志望動機の書き方のテクニックについて、紹介したいことは山ほどあるのですが、
これ以上は長すぎる記事となるため、別の機会があれば紹介できたらな、と思っています。

末筆とはなりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

皆様の就活が上手くいくことを心より願っております。

ではでは。




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