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【解説付】VBA-Replace(置換) の使用方法│図解理解│【EXCEL VBA】

本記事の信頼性

Nakamura(@nkmr_dai

本記事で分かること

本記事では、以下のことが分かります。

ポイント

EXCEL-VBAの置換=Replaceの使用方法を知ることができる

ExcelのSubstituteと同じ機能です。

Replace を理解&図解説明

Replace - EXCEL関数 Substituteと比べて理解する

EXCEL関数のSubstitute関数で置換を行うことができますが、
VBAでは Replace構文を利用することで置換ができます。

Replace構文の形式は、Substituteほぼ同じ。
見比べると理解がはかどります。

◎EXCEL-Substitute関数の説明
 Substitute(文字列, 検索文字列, 置換文字列)
 
 ■例
 A1セルが「ブラックコーヒー」で 「ブラック」を「Black」にしたい場合
 
■関数式 
 =Substitute(A1,"ブラック","Black")

_______________

◎VBA-Replace構文の説明 
 出力先 = Replace(文字列(セルや変数), 検索文字列, 置換文字列)
 
 ■例
 A1セルが「ブラックコーヒー」で 「ブラック」を「Black」にしたい場合
 
■VBA構文
 Range("C1").Value=Replace(Range("A1"),"ブラック","Black")

見比べてみたら、ほぼ同じということが分かります。
「同じならばEXCEL関数で良いのでは?」と思うかもしれませんが、そこは使い分け次第になります。

Replace - コード&図解説明

Replace構文をコピペ出来るようにコードを紹介しておきます。

図解で説明すると↓になります。

Replace - 使用例

個人的には「For Next」 と「EXCEL最終行取得」を併用し、データ整形をすることが多いです。
例えば、このような↓形で使用しています。

Replace - 注意点(変数を利用する時の注意)

Replaceは”文字列”を扱う構文なことから、
変数を利用する時 String型で無いとうまく機能しない可能性があります。

動作がうまく行かないときは、変数について疑うと解決出来るかもしれません。

変数って何?

変数については別記事で説明しています。Dim宣言方法や基本的な知識が曖昧な人は、こちらの記事を参照すると理解できるはずです。
【解説付】VBA-変数とは何だ?│完全理解│【EXCEL VBA】

続きを見る

編集後記

いかがでしたでしょうか。

Replace構文はデータ整形をする際の必須スキルです。
VBAでEXCEL↔EXCELの自動化を行う際に ほぼ使用する構文であることから本記事が理解の一助になれば幸いです。

とりあえず、コードを暗記する必要はありませんので、コピペでも何でも、
使用感を確かめて貰えれば より理解が深まると思いますので積極的に利用していきましょう。

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末筆ながら 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




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